韓国語の童話を訳してみる

昨日の記事でご紹介した「우렁이 각시(タニシ女房)」
少しだけいっしょに訳してみましょうか?

어느 마을에 부지런한 농부가 있었대.

아직 장가를 못 간 가난한 총각이었지.


어느 마을에 
 ある村に 
 에は場所を表す助詞「~に」

부지런한   
 부지런하다(勤勉である)という形容詞の現在連体形
 連体形というのは名詞を修飾する形のこと。
 この場合농부(農夫)が修飾されて
 (勤勉な農夫)となる。
      
있었대
 있다(いる)+ 었(過去形)+ 대(伝聞を表す語尾) 
 (いたそうだ)

「ある村に勤勉な農夫がいたそうだ」

아직 まだ

장가를 못 가다
 「장가를 가다」で男が結婚することを意味します。
 女が結婚することは「시집을 가다」と言います。
 「못」をつけると(不可能)であることを意味しますので
 (結婚できない)となります。

가난한
 가난하다(貧しい)という形容詞の現在連体形
 총각(独り者)を修飾して
 (貧しい独り者)となる。

총각이었지
 총각(独り者)+이다(である) +었(過去形)+지(話し手の判断を伝える語尾「だろう」)

「まだ結婚できない貧しい独り者だっただろう」


こんな感じですね。

「ふむふむ」という方も
「難しすぎる~!」という方もいらっしゃるでしょう。

文法がなんとなくわかってきて
辞書と仲良しになると、韓国語がうんと楽しくなりますよ♪

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